2010年5月アーカイブ

5月の喜びと心配を振り返る

  長野県にアマニの農園を是非ともつくり、それを普及させたいという願いから、僕は昨年から松本市内田地区でアマニの栽培が可能かどうかの実験をしてきました。アマニは、一般的にはアマという植物の種子であり、その原産は地中海地方と言われています。人間がはじめて栽培した植物の一種でもあり、その茎の繊維は、古代エジプトのミイラを包む布として利用されていたようです。このことは、アマの繊維には抗菌性があり、腐敗を防ぐ成分が含まれていることを暗示していました。今日、アマの繊維はテーブルクロスやシーツなどのリネンとして活用されています。また、アマの種子であるアマニは西暦800年代頃から食用の油に利用されています。この油には、人間にとって必要な脂肪酸の1種であるαリノレン酸が豊富に含まれており、なんとゴマ油の約100倍以上も存在しています。この事実から、アマが動脈硬化やアレルギーなどの生活習慣病の予防には最高の植物になると考えてきました。

輝きに満ちた5月の信州を満喫しました

  僕の実家がある信州・松本には、5月の声を聞くと、春がいっせいにやってきます。ヤマザクラやハナミズキが咲き誇り、果樹園ではリンゴとナシの木が美しい白い花を枝いっぱいにつける心地よいシーズンです。周囲の山々は、クヌギやコナラ、カラマツの優しい緑の新芽で覆われ、またカタクリの群落がある東山方面には春の女神と言われるヒメギフチョウが緩やかに美しく飛び交います。自然は本当に生きものの命が燃え上がる息吹に充ち満ちています。今年は、4月17日に雪が降るくらい、天候が不順で寒い日が続きました。そのため、家から眺める北アルプス常念山脈はまだまだ真っ白い雪に覆われていました。

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